剛性を増し強度UP+スピード施工が可能。
作業員が中間部に入る必要がなく安全面の確保が実現。
SWライナー工法
工法概要
製管された更生材と既設管の間に充てん材を充てんし、既設管きょと更生材が一体化した複合管を形成するものである。
充てん材を充てんする際は、抗浮力として供用水を製管内に貯留し、かつ、管きょ内の支保工を必要としない、安全に配慮された工法である。
SWライナー工法の特徴
適用範囲
管種 | 管径 | 施工延長 |
---|---|---|
鉄筋コンクリート管 | 呼び径Φ800㎜~Φ1,500㎜ | φ800~φ900未満 135m以下 φ900~φ1,000未満 120m以下 φ1,000~φ1,100未満 105m以下 φ1,100~φ1,200未満 85m以下 φ1,200~φ1,350未満 75m以下 φ1,350~φ1,500未満 65m以下 φ1,500 60m以下 |
建設技術審査証明
審査証明書(基準達成型にて取得)
・複合管ではパルテムフローリングに続き二番目に取得(その後ストリング工法、SPR工法が取得しています)
・基準達成型取得とは以下に規定される項目を満足する技術が取得できる。
①JIS A 7511「下水道用プラスチック製管きょ更生工法」
②下水道協会「管きょ更生工法における設計・施工管理ガイドライン」
施工手順
1.製管機の組立て
製管機を吊った状態で、製管ケージを組み立てます。製管機と油圧ユニットを接続し、接着剤供給容器を接着剤自動供給機へ繋ぎます。
2.仮製管作製工
ストリップの先端を曲げやすいように加工し、製管機に差し込みます。製管ケージにストリップを供給し、仮製管を作製します。仮製管を作製したら、先端をテープで養生します。
3.製管工
コントローラーでストリップの送り出し速度を調整しながら、製管を行います。
青色矢印:ストリップの流れ/橙色矢印:接着剤の流れ/赤色丸:かん合箇所
4.供用水の貯留
スパイラル管の両端部で、充てん材の注入管を設置し、既設管との隙間をふさぎます。そして、スパイラル管の下流側にプラグ若しくは堰を設置し、供用水をスパイラル管内に溜めます。
5.充てん工
充てん材を段階的に注入し、既設管とスパイラル管の間を充てんします。
6.完成
充てんが完了した後、管口の注入管を切除し、管口を仕上げます。
施工イメージ
水道工事特殊工法に関するお問い合わせ
前川建設株式会社 営業部 TEL:079-421-3281|FAX:079-421-3319
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